keep creative mind

stylus visualization

スタイラスの制作コンセプト

ビジュアルスタイル

過去の筆レンダリングからフルCGへと移り変わり、その間ウェブサイトデザインなど様々なメディア制作を続けながら、独自のスタイルで東京を拠点に世界へクリエイティブ映像を提供しています。

そのビジュアルコンセプトは、きれいでナチュラルをテーマに進めています。その様に仕上げることは十分な技術と知識が必要ですが、それぞれの素材の本来の発色を引き出すこと、ノイズフリーのクリーン&クリアーな仕上がり、ナチュラルフィールでCG 独特の違和感を感じない表現、さりげない演出と描写の仕方、フォトリアリズムの追求などを注意しながら制作を続けています。ひと目見た瞬間、きれいという言葉がでてくる建築パースを目指しています。

たとえいくら時間が経っても見飽きないメディアを制作し、様々な技術を駆使しながら巧みな表現力でクライアント皆様へサポートできることを目指しています。

 

スタイラス デザイン

外観ウッドデッキテラス
CGパース アーバンカフェテラス

レンダリング制作はカメラアングルから始まり、特別なターゲットをとらえた設計コンセプトにフォーカスを置いてそのデザインを強調するスタイルや、建物全体を捉えてその現場環境とのハーモニーと設計デザインを強調する場合など様々ですが、それらの目的に沿って不自然さを感じない自然と目に映るアングル設定を目指しています。クライアント設計者から頂いた2D 図面をそこからどの様に建築パースをデザインするかは、個々のCG アーティストのセンスやスタイルにより表現方法がことなります。最初のステップであるカメラアングル設定はとても重要な過程で、Rule of the Third, Golden Ratio などを考慮しながら全体構図のバランスを保ちあくまでも自然できれいに感じられるコンポジションを設定致します。点景の樹木の配置も、設計コンセプトに沿ったスタイリッシュなシルエットで全体のバランスがとれたデザインで進めていきます。

内観パースも同様にカメラアングルを設定しイマジネーションをふくらませ、同時にインテリアデザインを考慮しながらそれぞれ配置する家具のデザイン設定、小物やインテリアアイテム、観葉植物また照明タイプの選択やIES 設定などを含め、それら全てをバランスよくアレンジしそしてコーディネートしながらコンセプトに沿ったデザインを創作していきます。

ライティングもCG ではデザインプロセスの一部。あらゆる角度からテストをかさねどの様に日差しが差し込むか、日差しをコントロールしながらどの様な影を表現するかなど、ライティングデザインも表現方法で印象が異なります。最終的には、最も自然できれいに設計コンセプトが強調されるライティング設定を探り出し、日差しの強弱やサンセットグラデーションなどをコントロールしながら全体をまとめます。

 これらのプロセスに加え、フォトリアリズムを追求しフォトグラフィスタイルをスタイリッシュにアレンジしながらクリーン&ナチュラルな印象を与えられる描写表現を目指しています。 

CGパーステクニック

筆レンダリングから始まったテクニック。筆レンダリングといえば、今ではだいぶ数少なくなったと思われますがそれなりの長い経験がわかって頂けるだろう。初めてコンピューターでのCG を手始めたのは、アメリカのカレッジでのクラスで1990年代後半であった。その時のインストラクターは、すでにはるかなハイレベルに達しておりよいメンターとしてCG への情熱を駆り立てられていました。

当時のソフトウェア&ハードウェアは、現在とは比較にならないですがその後の莫大な進化により描写表現やテクニックがはるかに変わりました。それと同時に言語を超えた積み重なる経験からの知識と技術に加え、現在では最新のCG テクニックをふんだんにふまえたことから新たなビジュアルが生み出されています。さらなる飛躍を感じたのは、Hollywood にかまえる Gnomon Visual Effect school でハイレベルのCG 技術や知識を習得したこと、またその後の California に拠点とするメディア制作会社のスタジオでのプロダクション業務経験は現在のプロセスでも有効に活用されています。

これらの経験が独自の建築パーステクニックの要素となっており、今後新たに開発していく技術を取入れながらさらなるレベルを達成できることを目指しています。全てがきれいでナチュラルをテーマに制作を続け、重要なテクニックとして Attention to detail をさりげなく描写すること、自然なライトコントロールでの表現、そして独自のスタイルで全体をまとめて仕上げることです。静止画であるレンダリングにさらなるアクセントをもたらす DOF を有効に活用したフォーカスガイド、またMotion Blur を巧みに操作したスピードテクニックなど様々な演出をもたらすことが可能です。この様に全ての技術を生かしてクライアントのニーズに反映させることを目標にしています。

オフィスミーティングルーム
アーバンカフェス カイラウンジ サンセットシーン スタイラス

クリエイティブディテール

CGパース を制作する過程で細かいささいなディテール、Attention to Detail を表現することは最も重要なプロセスの一つです。そのテクニックを要求されるエレメントは様々なハイレベルの知識や技術、センスが必要とされ、よりフォトリアリズムを追及するプロセスです。表現方法やテクニックはあらゆるコンディションがあるため幅広く、それぞれ独自の技術で巧みにさりげなくアレンジしながら自然な表現をもたらしています。

パーケット

日常生活で何気なく残ってしまったパーケットのキズ。デスクを移動したり、フレッシュなインテリアデザインで家具をリアレンジしたり、また新たなソファを購入して今のと交換したりと、その様な過程で知らずと残ってしまったキズなどを表現することでより自然な感じが伝わります。

アスファルト

縦横無尽に走りめぐるアスファルト道路の無数のクラック。道路工事で残ってしまったクラック、自然災害からのダメッジ、経年劣化で自然発生したもの、様々ありますがこれも細かいディテールの一つで、パーケットと同様にフル3D モデルの独自のテクニックで表現することによりフォトリアリズムを追及しています。

Smudge & Grunge

長い年月が経つと自然天候などによる汚れが徐々に目立ち始めます。屋根材が錆びてそれが壁の木材にしたたり落ち汚れとなって残ってしまったり、コンクリート基礎には長年水に打たれて他の要素と一緒になりながらしみとなって残ってしまったりと、街を歩くと自然と目に映る日常の出来事です。これらも同様に、独自の3D CG テクニックで表現しています。

picturesque style

express

Every way to make imagination alive.